知的なことをしなくちゃと思うのですが、怠け者でして…。


by nemo2000jp
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イラク戦争

10月8日付の読売新聞社説に[大量破壊兵器]「脅威は間違いなく存在していた」という主張が載っていました。読売新聞は以前からアメリカ支持・イラク戦争支持を訴えており、イラクで各国の一般人が人質になる事件が多発したときにも、「テロに屈するな」という主張を繰り返していました。「テロに屈するな」というのはまあいいとして、そのときの社説(日付は忘れました)には、僕が読んだ感じでは、「人質が犠牲になってしまっても仕方ない」といったニュアンスが読み取れました。

人質事件は、イラクから出国するように国が勧告しているにもかかわらずその場にとどまり続けたという一般人の過失があって、当時も自己責任などのいろいろな議論がありました。この人質事件をどう捉えるかはここでは述べませんが、何で読売新聞がアメリカにべったりな記事を書いているのかが気になります。前述の社説は、フセイン排除・イラクへの先制攻撃は正当と読み取れるような内容ですが、朝日新聞の同日付の社説では、大量破壊兵器―なかったからにはと題して、「フセイン政権を擁護する気はまったくないが」と前置きして、イラク戦争を正しかったと言い続けることはあまりにも無理な話だということが書かれています。

両社の社説の結びはイラクの安定化で一致はしているのですが、読売新聞は「米国の戦後統治に問題があったのは明らかだ。それが、戦争の正当性に疑問を投げかける論拠にもなっている」として、戦争の正当性を戦後統治に求めています。戦後統治がよければそれでいいのかという感じはあります。
朝日新聞では「国際社会が今迫られているのは、戦争をめぐる亀裂を修復し、イラクの再建に結束することだ。それには、米国が独断的な予防戦争の限界や開戦判断の誤りを認めたうえで呼びかけるしかなかろう。大量破壊兵器の問題に決着がついた今を、その転換点にできないものか」と主張しています。
間違いを間違いと認めなさいと至極真っ当なことを言っているので、僕としては朝日新聞の主張に好感を持ちました。間違いを間違いと頑なに認めないアメリカや読売新聞には、だだっこのような子供っぽさを感じてしまいます。
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by nemo2000jp | 2004-10-08 13:05 | 真面目もの