軍団復活!!
2004年 11月 01日
昨日、西部警察を見ました。西部警察はすごく好きなので、かなり気合いを入れて見ました。でも不満がちょくちょくあります。
最近流行っているのか、はっきりしすぎな映像にまず萎えました。あのはっきりしすぎた映像って、いかにも作っていますというような感じが伝わってくるので、僕としてはどうも好きになれません。それと、話が薄かったような気がするのがすごく気になりました。バスの爆破まで引っ張りすぎて、日下警視正の死とその娘(軍団に所属する爆弾処理班の刑事)の話などがあっさりしたものになってしまって残念だったなと思います。ただ、警視正が、小暮課長からもらった万年筆(ボールペン?)で自分の手に爆弾のある場所を犯人に殺害される前に書いて、それを警視正の死後に発見した娘が、爆弾処理の最終段階で、ストッパーとしてその万年筆を置いたことによって爆発を免れたという場面は、少し感動しました。でも描写が甘く、さらっと流れてしまったよう気がします。
全体としてあのシリアス感がなかったのが残念だったと思います。このスペシャル版の放送前に、お昼に昔の西部警察の再放送を何週かしていたのですが、ドラマ全体に流れているあのぴりぴりとした緊張感が今回は伝わってきませんでした。
このスペシャル版は撮影時の事故があって、撮影してから多少時間が経っていたのに、今の世相に対するメッセージが込められているのかなとも思いました。
まず、テロには屈しないと体面だけを重んじる政府や警察上層部の考え方に対し、テロの要求を飲み、そこから人質解放に向けての糸口を探ろうとした軍団は、体面よりも実利を取りました。実際の日本政府もテロには屈しないと言っていますが、具体的に何をするのか、何をしているのかといったことが全くわかりません。
これは時代が変わったなあと思ったことなのですが、容疑者に対しての取調べの際、昔の西部警察では容疑者をがんがん殴っていたりしていたのですが、今回のものでは、胸ぐらをつかんだ刑事を団長が止めるという場面が見られました。容疑者を殴ったりするある種の理不尽さが西部警察っぽいのに、この場面は少し残念な気がしました。ドラマの最後に「これはフィクションです」と入れるのだから、現実とは違った荒っぽいことをやってもいいのにと思ってしまいました。
これで最後にしますが、ドラマが終わった直後に、今回のドラマのDVD発売のお知らせをやっていたことがさらに気持ちを萎えさせました。爆破に4000万円かけましたと宣伝していたりして、お金に関することが表に出てきていたのは確かなのですが、ここまで露骨にやられてしまうと、「西部警察」がもっていた硬派なイメージが台無しになってしまうのではと思ってしまいます。
不満ばかり書いてしまいましたが、これは期待の裏返しということで、西部警察ありがとう!という気持ちに変わりはありません。
最近流行っているのか、はっきりしすぎな映像にまず萎えました。あのはっきりしすぎた映像って、いかにも作っていますというような感じが伝わってくるので、僕としてはどうも好きになれません。それと、話が薄かったような気がするのがすごく気になりました。バスの爆破まで引っ張りすぎて、日下警視正の死とその娘(軍団に所属する爆弾処理班の刑事)の話などがあっさりしたものになってしまって残念だったなと思います。ただ、警視正が、小暮課長からもらった万年筆(ボールペン?)で自分の手に爆弾のある場所を犯人に殺害される前に書いて、それを警視正の死後に発見した娘が、爆弾処理の最終段階で、ストッパーとしてその万年筆を置いたことによって爆発を免れたという場面は、少し感動しました。でも描写が甘く、さらっと流れてしまったよう気がします。
全体としてあのシリアス感がなかったのが残念だったと思います。このスペシャル版の放送前に、お昼に昔の西部警察の再放送を何週かしていたのですが、ドラマ全体に流れているあのぴりぴりとした緊張感が今回は伝わってきませんでした。
このスペシャル版は撮影時の事故があって、撮影してから多少時間が経っていたのに、今の世相に対するメッセージが込められているのかなとも思いました。
まず、テロには屈しないと体面だけを重んじる政府や警察上層部の考え方に対し、テロの要求を飲み、そこから人質解放に向けての糸口を探ろうとした軍団は、体面よりも実利を取りました。実際の日本政府もテロには屈しないと言っていますが、具体的に何をするのか、何をしているのかといったことが全くわかりません。
これは時代が変わったなあと思ったことなのですが、容疑者に対しての取調べの際、昔の西部警察では容疑者をがんがん殴っていたりしていたのですが、今回のものでは、胸ぐらをつかんだ刑事を団長が止めるという場面が見られました。容疑者を殴ったりするある種の理不尽さが西部警察っぽいのに、この場面は少し残念な気がしました。ドラマの最後に「これはフィクションです」と入れるのだから、現実とは違った荒っぽいことをやってもいいのにと思ってしまいました。
これで最後にしますが、ドラマが終わった直後に、今回のドラマのDVD発売のお知らせをやっていたことがさらに気持ちを萎えさせました。爆破に4000万円かけましたと宣伝していたりして、お金に関することが表に出てきていたのは確かなのですが、ここまで露骨にやられてしまうと、「西部警察」がもっていた硬派なイメージが台無しになってしまうのではと思ってしまいます。
不満ばかり書いてしまいましたが、これは期待の裏返しということで、西部警察ありがとう!という気持ちに変わりはありません。
by nemo2000jp
| 2004-11-01 11:47
| テレビ