知的なことをしなくちゃと思うのですが、怠け者でして…。


by nemo2000jp
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ゲーム脳って?

読売新聞で寝屋川教師殺人事件のことが載っていました。容疑者の少年は、「仮想の街を舞台にナイフや銃でゾンビを倒していくストーリー」のゲームが非常に上手で、「中学進学後ものめり込んでいた」そうです。
臨床心理学の教授が、「幼いころからゲームに没頭するうち、仮想世界と現実を混同したとも考えられる」というコメントをしているのですが、これがゲーム脳ということなのでしょうか?

ゲーム脳についてはたびたびマスメディアで取り上げられ、僕はそのたび過剰反応していますが、実はその実態を知りません。念のためGoogleで調べてみたところ、「携帯メールでも脳が壊れる?」と題してゲーム脳が語られています。この中では、「テレビゲームを頻繁に続けると脳波が著しく低下し、高齢者の痴呆症と同じ波形を示すようになる――という問題」と書いてあります。記事を見ても、「視覚野に入ってきた情報は前頭前野に伝わらず、直接運動野に伝えられるようになる」のがゲーム脳の特徴として書かれ、脳があまり使われないことによって脳の廃用が進んだ状態がゲーム脳なのかなと僕は思いました。こちらのリンク先には、ゲーム脳に関する賛否両論が載っていますので、参考にしてみてください。

このゲーム脳なのですが、本当にゲーム脳というものがあれば、僕は間違いなくゲーム脳です。ゲームばかりしているわけではないのですが、ゲームをする時間は相対的に長いですし、パソコンに向かっている時間も長いです。でも殺人を犯そうなんていう発想は出てきません。このゲーム脳の話に見られるように、容疑者がゲーム好き(特にホラーもの)で引きこもりだからといって、こういったセンセーショナルな言葉を簡単に用い過ぎで、殺人までに至った経緯というものが短絡的に語られすぎていないでしょうか。
読売新聞の記事に戻ると、17歳の容疑者は「1年前から月1・2回、『思春期外来』と呼ばれる心理カウンセリングを受け、周囲には活発になったように見えた」とあります。「思春期外来」がどんなものかはわかりませんが、僕らが思春期の頃はこんな外来に頼らなくても何とかなっていたように思います。本音を言えば、こういった支援をする場所が増えてきている現状を見て、何でこんなに甘えている人たちがいるんだと思ってしまいます─本当に精神的に苦しんでいる人がいると思います。こんなことを書いてしまってすみません─。でも逆に、それだけ今の時代を生きるということが難しくなっているということの表れだとも思います。

朝日新聞では、「ゆとり教育、全面見直しへ」という記事が載っています。各教科の学習内容の低下もそうですが、「総合的な学習の時間」の目標である「生きる力」の低下も問題があるのではないでしょうか。この「生きる力」は学校に任せるのではなくまずは家庭で教育し、その基礎があって学校という集団生活の中で子供たちが勝手に(教師の支援がもちろんありますが)身に付けていくものだと思います。また、子供がいる家庭同士やその近隣住民などによる子供に対するしつけも、もう一度見直すべきだと思います。家庭内での教育や社会全体の子供に対する目というのが今こそ必要なときはないのではないかと思います。
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by nemo2000jp | 2005-02-17 00:03 | 真面目もの