知的なことをしなくちゃと思うのですが、怠け者でして…。


by nemo2000jp
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大手集団塾初授業

昨日、中学受験塾での集団授業をしてきました。学年が4年ということもあり生徒が少なくて16人でした。しかし、僕も初めての授業、大半の生徒も塾が初めてという状況で、いきなり親子連れで体験授業が入りました。生徒の名前も全くわからない状態で授業をして、僕の覚えの悪さも災いして、同じ生徒に何回も名前を聞くはめになり、体験授業に参加した保護者の方がどう思っていたのかがすごく気になるところです。
授業は、思っていたことが一つできないだけで、かなり順調に進みました。でも、教室中にまだ慣れない雰囲気がずっとあって、発言も少なめで活気がなく、僕としては不本意な授業になりました。また明日授業があるので、今度こそは活気ある授業にしようと思います。でもその前に、名前を覚えるのが先決かもしれません。僕は教育実習に行っていたときも、結局名前を覚えられずに終わりました。名前を覚えようという熱意がないのか、ただ記憶力がないのかはわかりません…。

塾のほうのシステムに驚いたことがあります。監督員というたぶんアルバイトの人たちが、教室に入ってくる生徒の学生証などをわざわざ調べて名簿で確認し、席まで導いてあげるということをしていました。もちろん教室には僕もいるわけで、何もそこまでしなくてもいいのにと思ってしまいました。そのおかげで、僕は授業に集中することができるわけなので、かなり助かる部分もありますが、僕は僕のほうで出欠を取らなくてはいけないので、二度手間だったりします。年のはじめの授業だからこのような体制を取ったのかなとも思いました。大きな塾になると、教える人と場を管理する人というのが明確に分けられているんだなと妙に感心してしまいました。
僕が採用試験の段階で模擬授業をした教室では、まさしく教壇というものがあり、一段高いところから生徒を見ていました。でも今回授業をした教室には教壇はなく、生徒と同じ高さで授業をしていました。高いところから生徒を見下ろしたいわけではないのですが、このような経験は個別指導塾にはないもので、この塾でしか経験できないものなので、少しがっかりしました。あの木製の教壇を歩いたときの靴音が何気に好きだったりします。

ここでふと思ったのが、教壇があることで生徒と講師の立場を明確にして一線を画すというやり方がいいのか、生徒と同じ目線になって一緒に勉強しようというスタイルがいいのかということです。これは塾の方針によるとは思うのですが、僕は後者の考え方のほうが好きです。お世話になっている個別指導塾では前者の立場を取り、とにかく生徒になめられるなという雰囲気があります。実際僕も社員に直接そう言われました。僕はコミュニケーションが大切だと思っていて、上からものを言うのがどうしてもできません。自分が大した人間ではないからそうできないというのも原因ではあります。でも、生徒に、この先生になら何でも言えると思ってもらうほうが勉強の効率が上がるのではないかと僕は思っています。個別指導塾では、「この問題がわからない」と生徒がいったときの講師の対応に二通りあります。一つめは、「どうしてこんなのもわからないの。昨日教えたでしょ」と上からものを言うやり方です。二つめは、「昨日教えたんだけど、このような公式を使ったよね」など、生徒の定着度に合わせて話すやり方です。個別のほうでは前者が主流を占めています。講師としては、しっかり教えていますよというパフォーマンスになり、管理する社員のほうは、それを熱心な指導と捉えているようです。僕ももちろん、生徒が授業で気を抜いていたり宿題をさぼったりしていたりすれば注意しますが、さすがに教えたことが定着していないからと怒る気にはなれません。定着していないのは自分の教え方に原因があるのではと僕は考えてしまいます。
まあ、どちらがいいにせよ、僕はそのような上からものを教えるというやり方が合わないので、他の塾も見てみようとプチ移籍したので、僕は僕のスタイルを貫いていこうと思います。その中で、どのような教え方が自分には合っていて、生徒のためにはどうしたらいいのかということがわかっていけばいいのかなと思っています。
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by nemo2000jp | 2006-02-08 02:28 | 教育